久しぶりの茅場。 ようやく道の雪がほとんど解けて茅場まで行けるようになった。 ススキがほとんど雪の重さで倒れてしまったから、以前は3mぐらい高さの密集したススキに阻まれて行けなかったところへも、行けるようになった。 初めてこの茅場の一番上まで行けたよ。
それでもまだ立っているススキも多くある。 これらを草刈機で刈っていかないと、古い枯れたススキが次の茅刈りの時に邪魔になる。 そういったススキは屋根に葺くと早く傷んでしまい、そこから雨漏りなどするらしい。 それ以外にも、ススキは日光を多く浴びて育つ植物。 放っておくと自らの影で成長が遅れ、日陰に強い植物が増えていき、やがて森林へと遷移してしまう。 見てわかるようにもうすでにいくつか樹木が茅場にはえている。
本当は草原は火を使って維持していくのが一番いいらしい。 あちこちの草原で野焼きや山焼きなどがこの季節に行われる。 地震で中止にしたところもあるけど。 屋根に使うのに良いススキを育てるにも火を使うのがいいらしい。 けど、それが大規模な山火事にならないようにするにはけっこう準備や人手が必要。 祖谷で人手を集めるのは難しい。 でもそれ以前に多分関係者の説得が無理だろうなー・・・・・
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草原は雰囲気よくて気持ちいいねえ。
返信削除緑になってくるのでしょう?
なんとかこの自然は維持したいです。
ススキが育ってくるのは夏から。 ちゃんと維持すれば丈の低い花や草が育ち、緑と花々の、開けた空間になる。 そして秋になると一面ススキになって、黄金色の穂で埋め尽くされる。 とても綺麗な生態系の一つ。 高原でもあるから夜は星がすごいよく見える・・・といっても寒いから夏になってからかな。
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