はじめに

このブログはNPOちいおりトラストのメンバーが書いているものですが、あくまで個人のブログです。 ちいおりトラストとしてのブログではありません。 一応気を付けてはいますが、もし誰かの気分を害したりするようなことを書いてしまった場合、苦情などは僕個人に対して発してください。 
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一応祖谷の自然に関して書いていくつもりだけど、けっこうそれ以外も・・・ 
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2011年3月14日月曜日

地震

ちょっと祖谷から離れて先日の地震の話を・・・ 

四国では地震の揺れは全く感じなかった。 山の中なので津波の心配も全く無い。 それでも周りは地震の話でいっぱい。 ちいおりの仲間も宿泊客も見学客も地震の話ばかり。 

そんな中、ちょっと不思議に思ったことがあった。 原子力発電所のニュースに関してだ。 いや、周りから見れば多分僕のほうが不思議だったのだろう。 正直、僕としてはなぜ皆今更原発で爆発があったぐらいでパニックしているのだろうと不思議でしようがなかった。 こんなリスクがあることは最初から解っていたはずだ。 僕も僕の周りも、急いで避難する必要があるわけでもなし、最悪の場合ちょっと避難したところであまり意味もない。 最悪の事態を防ぐよう対処する立場にあったわけでもない。 もうメルトダウンとかが起きていないよう祈るしかなかった。 

僕の周りはなぜ僕がそれほど原発のニュースを気にしていないのか不思議であったようだが、僕としてはどうしてそんな祈るしかないような状況になってから慌てているのかと思ってしまう。 そういうリスクがあると解った上で原発に頼っていたはずだ。 怖いならこうなる前にどうにかすべきだったのではないだろうか。 

でも、こういう考え方はあまり多くはないみたい。

そういえば、地震後のニュージーランドのニュースが全く聞こえてこなくなってしまった。 まぁニュージーランドのほうはもう安定しているだろうし後は復興していくだけだろう。 復興といえばハイチはどうなったんだろう? 只でさえ貧しかった国である、復興は順調にいってるのだろうか? 今回の地震はいつまでニュースに上がっているのだろう?

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3 件のコメント:

  1. ニュースとしては、カダフィーのが消えた。どうなっているのかなあ?
    今後、世界でも原子力発電への推進は足止めがかかると思う。
    私も原発のしくみはよくわかっていないから、漠然とわからないものには不安は強くなる。放射能は目に見えない。
    政府を信じることもできない。
    そんなものが不安を増強させる。

    そして住民にとっては避難自体が大変。

    まあ、みんなでささえあって頑張るしかない。
    今回の地震で本来人間の持っている思いやりや優しさが表にでてきて、心が温まる。
    人間の良い面をつかって頑張らないと。
    足の引っ張り合いだけはやめよう。政治家さんに特に言いたいけど。

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  2. ある意味、僕は周りの人間より原発の仕組みとかをある程度理解していたから落ち着いていたのかもしれない。 僕の中では計算されたリスクとして解決しちゃってる問題なのかもしれない。 

    100%大丈夫ということはどうやってもありえない。 どんなに地震対策をしても、耐えられないほどの揺れがいずれ来る。 1000年に1度しか来ないような地震に対して備えることはできるかもしれないけど、コストに見合わない。 でもその1000年に1度が明日こないとも限らない。 

    近くの住民は大変だったろうと思う。 地震直後に放射能。 
    ニュースはnewsの名の通り新しいことであるから、終わったことは聞かなくなるのはある意味妥当なのかもしれない。 でもこの地震もいずれ忘れて、原発の危険性とかもまた忘れて、また何かあってから慌てるのかな、とか考えてしまう。

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  3. 忘れられたエネルギー関連の危険といえば、去年のメキシコ湾の原油流出。 深海での原油の掘り出しに少し足止めがかかったのはアメリカだけ、世界中では未だに続いている。 そしてメキシコ湾でも再開するそうだ。

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